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ティンパノメトリー

耳の不調には「聞こえづらい」「耳がつまった感じ」「自分の声が響く」など、さまざまな症状があります。その原因の多くは、鼓膜の奥にある「中耳」の状態と関係しています。
ティンパノメトリーは、鼓膜や中耳の動きを調べる検査で、耳の中の圧力や鼓膜の柔軟性を測定することで、中耳炎や滲出性中耳炎、耳管機能不全などの診断に役立ちます。

この検査は痛みを伴わず、短時間で行うことができる安全な検査です。当院では小さなお子さんからご高齢の方まで、安心して受けていただけます。

ティンパノメトリーとは

ティンパノメトリー(tympanometry)は、耳の中に軽い空気圧をかけながら鼓膜の動きを測定する検査です。
鼓膜は、音を伝える大切な膜ですが、中耳の中に液体がたまっていたり、耳管(耳と鼻をつなぐ管)の働きが弱っていると、正常に動かなくなります。

検査では専用のプローブを耳に軽く挿入し、空気圧の変化に応じた鼓膜の動き方をグラフ(ティンパノグラム)で表示します。グラフの形から、以下のような状態がわかります。

  • A型:正常な鼓膜の動き
  • B型:中耳に液体がたまっている可能性
  • C型:耳管の働きが弱く、中耳の圧が下がっている状態

ティンパノメトリーでわかる病気

ティンパノメトリーは、次のような病気の診断や経過観察に役立ちます。

  • 滲出性中耳炎
  • 急性中耳炎の治りかけ
  • 慢性中耳炎(鼓膜穿孔がない場合に行います)
  • 耳管狭窄症
  • 小児の難聴や言葉の遅れがある場合の原因検索

特にお子さんの中耳炎は自覚症状が乏しいことも多く、聴力検査だけでは見つけにくい場合があります。ティンパノメトリーを行うことで、鼓膜の奥の状態を客観的に把握できるため、早期発見・早期治療につながります。

検査の流れ

  1. 耳の中を診察し、耳垢や異物がないことを確認します。
  2. ティンパノメトリー専用のプローブを耳に軽くあてます。
  3. 数秒間、空気圧が変化しながら「ピーッ」という音が鳴ります。
  4. 自動的にグラフが描かれ、鼓膜の動きを解析します。

検査時間は片耳あたり数十秒程度で、痛みはほとんどありません。小さなお子さんでも泣かずに受けられることが多いです。

当院のティンパノメトリー検査の特徴

  • 本格的な聴力検査室を完備し、静かな環境で正確に測定できます。

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医2名による診断で、結果を丁寧にご説明いたします。

ティンパノメトリーについてのよくある質問

Q1. 検査は痛いですか?
A1. 痛みはほとんどありません。耳の中で軽く空気が動く感じがする程度です。

Q2. 子どもでも受けられますか?
A2. はい。赤ちゃんや小さなお子さんでも安全に行えます。当院では多くの小児患者さんが受けています。泣いて動くと正確な結果がでないため、ご機嫌がよい状態で行います。

Q3. 検査結果はその場でわかりますか?
A3. はい。グラフはすぐに出ますので、その場で医師が説明いたします。

Q4. どんなときに必要な検査ですか?
A4. 聞こえが悪い、耳がつまった感じがする、子どもの言葉の発達が遅いなどの症状があるときに行います。

院長より

私たち「西新井みどりの耳鼻咽喉科」では、耳の健康を守るために、正確な診断を第一に考えています。
ティンパノメトリーはわずか数秒で行える検査ですが、鼓膜所見とあわせた情報が病気の診断とその後の治療に役立ちます。

駅から徒歩6分の通いやすい環境で、地域の皆さまの耳の健康をサポートいたします。
お子さんの耳の不調や聞こえの心配がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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