インフルエンザ流行中です
インフルエンザが流行しています。東京都感染症情報センターによると、10月下旬頃から患者さんがグッと増えて、すでに「警報レベル」をこえています。クラスでお休みする人が多かったり、学級閉鎖となる学校が増えています。当院でも発熱、上気道症状のある方にインフルエンザの検査をすると陽性となることが多くなっています。
気温が下がって空気が乾燥してきたことも、広がりやすくなっている理由のひとつです。インフルエンザウイルスは乾燥が大好きなので、冬に向かうこの時期は特に注意が必要です。東京都は毎年11月の終わりごろから患者が増え始めますが、今年は10月から増え始め、「もう本格的に流行している」と思っておくほうが良さそうです。
まだインフルエンザワクチン接種していない方はお早めにすることをおすすめいたします。
インフルエンザワクチンは注射と点鼻の2種類があります
インフルエンザワクチンは例年行われている不活化ワクチンの注射、それに加えて、「痛くない」経鼻インフルエンザワクチンのフルミストが2024年から使えるようになりました。
フルミストは、注射ではなく、鼻にシュッとスプレーするだけ のインフルエンザの弱毒生ワクチンです。スプレーを鼻の中に吹きつけることで、免疫を獲得することをうながします。
弱毒化生ワクチン(生きているけれど弱くしてあるウイルス)を使うので、体の免疫が反応しやすく長期間ワクチンの効果が続くとされています。
経鼻インフルエンザワクチン:フルミスト
フルミストの値段は病院によってまちまちですが、だいたい 1回8,000~10,000円くらい が多いです。お住まいの地域によっては助成金(補助)が出ることもあるので、安く接種できる場合もあります。気になる人は病院や自治体の情報をチェックしてみてくださいね。
足立区は、2歳~高校3年生相当まで6000円の助成がでます。
当院でのフルミストの接種は8800円にしているので、自己負担は2800円になります。
嫌がる子どもにワクチンの注射をするのが心苦しかったのですが、フルミストですと、シュっと2回噴霧して子どもたちがケロッとして帰っていく姿を見ていると、おすすめしてしまいます。
フルミストの当院での在庫は、あと8つになりますので、お早めにご予約をおすすめいたします。
気をつけること
フルミストを受けるときには、いくつか知っておきたいことがあります。
- ゼラチンの成分を含むので、ゼラチンアレルギー、またブタが宗教上の理由などでだめな方は受けられません
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接種後1〜2週間は、インフルエンザの検査が陽性になることがある
⇒ ワクチンの影響で陽性になるため、検査を受けるときは「フルミストを使いました」と伝えると安心。 -
基本的に同じシーズンに注射のワクチンと両方は受けられない
まとめ
東京都では、2025年11月下旬の時点でインフルエンザがかなり流行しており、まだピークアウトしておりません。「自分は大丈夫」と油断せず、手洗い・マスク・換気などをしっかりしていきましょう。
東京都感染症情報センターHPより引用
